昭和6年建築、おとぎ話のような洋館
堺の百舌鳥八幡駅(もずはちまんえき)の近くにおとぎ話のような洋館がある。
旧是枝近有邸(きゅうこれえだちかありてい)

昭和6年(1931年)に医師、故是枝近有氏が自ら設計した自邸兼診療所。
コリント式という、ギリシア建築の円柱の様式のひとつとのこと。
建物の建つ百舌鳥八幡付近は、昔は堺の街の中心から離れていたため、戦争による空襲の被害もなく残った。
100年近く経過してもきれいに建ってる。
屋根の上

屋根の上の白い避雷針らしき構造物も独特の形をしてる。
昔は湖畔に建つ城

建設当時は相賀池(そうがいけ)という池に突き出た半島状の場所に建てられ、
湖畔に建つ城をイメージして設計されたらしい。
池は昭和40年代に埋め立てられた。
池のあった場所には住宅が立ち並んでる。
現在の地図

相賀池のあった場所は、埋め立てられて住宅になってる。
ベランダ

昔はこのベランダから池の景色を眺めていたのでしょう。
住宅地

その池も埋め立てられ住宅地になってる。
出典:国土地理院 昭和31年発行および現在の2.5万分1地形図に加筆
追記、西高野街道

近くを歩いていると西高野街道の石碑があった。
そういえば、堺の市街地から北野田に行く途中、関茶屋、中茶屋付近も西高野街道だった。
昔の人はこの道を歩いて高野山に行ったのでしょう。