CALMA(カルマ)社の仕事をしてた時のバインダー

CALMA社というCADシステムの企業があった。
そのCALMA社の仕事をしてた時のバインダーが出てきた。
なつかしい。
CALMA社はCADシステムのハードとソフトを開発して、販売してた。
CADって何?
CAD:Computer-Aided Design(コンピュータ支援設計)の略で、コンピュータを使って設計する技術。
表紙のDDMって"Design、Drafting、Manufacturing"の略で、3次元で立体的に設計、製図、製造するソフトの名前。
他にGDS II という半導体回路設計用のシステムもあった。
当時のワークステーション

今は液晶モニタだが、当時は写真のように大きなCRTディスプレイだった。
左の小さな白黒画面は入力コマンドの表示。
右のカラーっぽく見えてる大きな画面は3次元で立体的に設計してる設計図。
写真に写ってるワークステーション、形は大きいけど、中身はCRTディスプレイ2台と電源だけで、中身は空っぽだった。
CALMA社はアメリカのメーカーだけど、各パーツは他社の物も使ってた。
CRTディスプレイは日本の三菱電機製だった。
CPUはアメリカのデーターゼネラル社製。
ハードディスクはアメリカのCDC(コントロール・データ・コーポレーション)社製。
CADソフトはCALMA社独自開発で、FORTRAN(フォートラン)という科学技術計算用の言語で開発してた。
倍精度(Double Precision) 64ビット(8バイト) 浮動小数点数、実数で有効桁数: 約15桁で計算してた。
システムを作る際、イコール=は使わず、DABS関数で 10のマイナス14乗以下の誤差は同じとみなす。
数値Aと数値Bを比較して、差が10のマイナス14乗以下の誤差なら同じ、A=Bとみなす。
整数ではなく、浮動小数点数、実数を扱うシステムでは基本中の基本。
アマチュア無線で「CQって知ってますか」程度の基本。
当時、3次元で立体的に設計できるCADシステムは少なかった。
ロキード社のCADAM(キャダム)は2次元だったけどIBMのメインフレーム(汎用機)とのセット販売で知名度があった。
Jim Lambert(ジム‧ランバート)は、CALMA社の創設者であると同時に開発の主任マネージャーだった。
CADソフトのプログラム・ソースに作成者として彼の名前が残ってる。
ハードウェアの技術者にRoger Baker(ロジャー・ベーカー)がいた。
映画「007」の俳優にロジャー・ムーアがいたので、「ロジャーって名前、同じですね」と言ったら笑ってくれた。