その時、なかもずに住んでる人から話を聞いた。
なかもず駅は百舌鳥八幡(もずはちまん)駅寄りに移転した。
当時の地図

昭和42年(1967年)測量、昭和44年(1969年)発行の地図に加筆
移転した理由。
当時、大阪市営地下鉄の堺市への延伸計画があった。
その候補地がなかもず駅。
なかもず駅で南海高野線、泉北高速(現在の南海泉北線)、地下鉄御堂筋線が接続されるとどうなるか。
大阪の本町、梅田、新大阪方面に行く客は、なかもず駅で地下鉄御堂筋線に乗り換える。
路線図

南海高野線と地下鉄御堂筋線の路線図
南海としては運賃収入が減る。
じゃ、どうするか。
地下鉄への乗り換えを不便にするため、なかもず駅を百舌鳥八幡駅の方向に移転させた。
しかも、改札口を地下鉄から遠い百舌鳥八幡駅寄りに作った。
地下鉄御堂筋線のなかもず延伸は事実。
南海なかもず駅の移転は事実。
移転の理由は、話してくれた人、個人の見解。
おかげで、なかもず駅前通商店街は駅から遠くなり衰退。
2022年のなかもず駅の改良工事で、中央にも改札口を作った。
その後も改良工事は続き、2025年に完成。